初めてでもわかりやすい用語集

成行注文 (なりゆきちゅうもん)

成行注文とは、売買を行うときに、値段を指定せずに注文することをいいます。
売買が成立した場合の値段は、成立した売買の相手によって決まります。成行注文をした人が一番有利な売買の相手と取引することになります。つまり、成行売り注文をした場合は、そのときに一番高く買い注文していた人と売買が成立し、成行買い注文をした場合は一番安く売り注文していた人と売買が成立します。
成行注文に対し、売買の際に値段を指定して注文することを指値注文といいます。

ワンポイント

成行注文は、価格優先の原則から指値注文に優先して売買が成立します。取引が成立しやすいというメリットがある反面、相場が大きく変動したときには、投資家の予想以上に高く買ったり、安く売れてしまうというデメリットがあります。
なお、成行注文は指値注文と違って、注文時に買付金額が未確定ですが、値幅制限いっぱい分の金額が買付可能金額を超えていると注文自体ができないので、注意が必要です。

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